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2007年7月 1日 (日)

水嫌いの白鳥、シャラポワ。

Swan_dressウィンブルドン、1週目・最終日の土曜、女子シングルスの3回戦で、今大会No-2シードのMaria Sharapova.と杉山愛が対戦し、スコア・6-3、6-3で、Shayapova.が勝利した。2セット、1時間強の短い試合だったが、全般的に2人はほぼ互角にプレイし続けた。ただ、ゲームの要所になると、Sharapova.が驚異的なファイティング・スピリットとパワーを見せつけ、杉山を圧倒した。また、ゲームの最終盤、審判による雨天延長の取り消しが、杉山にとっては大きな痛手となった。(このゲームについての、Wimbledon.公式ホームページによる記事のリンク) 
 この試合で、1番目を引いたのは、ゲーム内容じゃなく、Sharapova.の“Swan Dress”だ。白鳥の湖にインスピレーションを得たらしく、この写真のドレスがそうだ。白鳥の湖というバレエ曲は、ロシア人のチャイコフスキーが作曲したものなので、おお、シャラポ、まだロシア人の魂を捨ててないな、と思わせもする。が、彼女はそれについて、こんなコメントをした。
“it doesn't look as swan-ish as it does on me.” (白鳥っぽいていうか、私らしい格好だわ。) というワケで、さすが、個性派、Sharapova. 
 Wimbledon.を仕切ってる、All England Club.という組織には、White Dress Code.という伝統のルールがある。それは、すべての選手の身につける服を、白で統一するというものだ。そのため、ファッション好きの、Sharapova.は、このルールに、いつも反抗的だ。今回の、Swan Dress.は、彼女のこの4年の出場歴の中でも、最もユニークなものだ。なので、頭ガチガチの、All England Club.は否定的な態度を示した。が、Sharapova.は色が白ならどんな創造的なドレスでも、伝統的でしょ、と応戦。
 また、それにちなんで、彼女は1つジョークを言った。Wimbledon.には、Hawk Patrol.(タカの監視)と呼ばれる伝統があって、毎朝、ハトの被害から芝のコートを守るために上空にタカを放ってパトロールさせるらしい。それに引っ掛けて、Sharapova.は
 
"Does a hawk usually bite a swan?" she asked. "Jesus, I might have to cut those pleats away."(タカって白鳥もかむのかな? ドレスのプリーツをカットした方がいいかもね)とコメント。相変わらず、ユーモアのセンスも抜群という所。だけど、しょっちゅう絶叫する187cmの白鳥には、さすがのタカも攻撃できないだろう。

 さて僕の目には、この、Swan Dress.は、Sharapova.に似合ってないと思える。このドレスは世界中で話題になってて、メディアでは、“7年目の浮気”のマリリン・モンローのそれや、アカデミー賞の歴史にサンゼンと残る、あのBjork.のそれと較べられている。(写真参照) Bjorksswandresswillbeauctionedforcharity
 僕が思うに、この白鳥ドレスは、この2人のように小柄で、足が短い人に似合う。特にモンローの大根足は、このドレスによって素晴らしくセクシーに見える。 が、187センチの細身で足も超長い、Sharapova.が着ると、ちょっとマヌケだ。キリンがフリフリのフリル・ドレスを着けてるような感じ。そう思うのは僕だけだろうか? まだ、ハタチなんでキュートに行きたいのは分かるが、その驚異的なスパモ体型には、やはりクール・ビューティーな格好が1番映える
(この、Swan Dress.についての、Daily Mail.記事のリンク)

 試合の内容で、1番印象的だったのは、審判による雨天延長の取り止めだ。
 Sharapova.が杉山相手に、3つのマッチ・ポイントを握った所、そのゲームの最後の最後の局面で、雨が激しく降ってきたのだ。普通なら、すぐに、Rain Suspension.が掛かり、選手は退場し、コートにカヴァーが敷き詰められるところだ。この日の審判は、そこで審判台を離れた。が、会場の観客からの大ブーイングに引き戻されるように、また審判台に座り、試合を続行させた。それから、Sharapova.は、2つを逃しながらも、3つ目のマッチ・ポイントでストロークを決め、勝負を終えた。それで、延長を免れた観客は、大いに沸いた。
 この判断は、正しかったのか?
 僕の答えは、YES,だ。 確かに、選手、杉山の立場からすれば、この延長中止の判断は痛い。いくら、相手にマッチ・ポイントが3つある状況でも、休憩をはさめば流れは変わるかも知れない。何より、スポーツ選手にとって、良いコンディションでの勝負はとても大切な事だ。
 だが、観客にとって、延長の判断は、あまりに重い。あと、1ポイント取れば、勝者が決まるという段階で、延長に入るのはコクだ。少なくとも30分は待たねばならない。スポーツは1番に娯楽であり、見る側の要求にもこたえる必要がある。また、何よりも、もし杉山がこの3つのマッチ・ポイントをしのいでいれば、雨天延長になっていたのだ。
 ここで印象的なのが、ゲームが終わって、1番に審判に抗議したのは、勝者の、Sharapova.だった事だ。しかも、それは杉山の抗議よりも遥かに迫力があった。同じテニス選手として、杉山の悔しさが分かったのか、もしくは良いコンディションの下で正当な勝者となりたかったのか。
 
 また、その後にオモシロイことがあった。猛抗議しながらも、すぐにコロっと態度を変えた、Sharapova.は、いつものように観客に対して、キュートな“Wave and Kiss”のパフォーマンスを見せた。だが、それはもちろん大雨の中。彼女はすぐに、1刻も早くカヴァーで芝のコートをおおいたい係の人たちの殺気に気づき、急いで荷物をまとめて、コートを後にした。僕も、Wimbledon.を熱心に見始めて10年になるが、こんなにオモシロイ終わり方は他にない。現地のイギリス人司会者も、コートを走り出る、Sharapova.には大笑いしていた。
 それにしても、Swan Dress.をつけた、Sharapova.が水から逃げてゆくとは、全く皮肉な幕切れだ。ヒラヒラのフリルを揺らしながら走り去って行くその姿は、ホントに可笑しなものだった。■

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コメント

退屈な毎日から抜け出せるチャンスがここに!いろんな異性がいてるから確実に出会えること間違いない!中には芸能人も登録してるって噂だよ

投稿: デコログ | 2011年1月23日 (日) 00時46分

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